一人暮らしの防犯対策

これから一人暮らしをはじめるという方も、一人暮らし歴数年の方も、気に掛けなければならないのが防犯の問題。田舎から出てきている場合、実家では鍵もかけませんでしたという、防犯意識のゆるい人もいるのでは？
ありえないことがありえてしまう一人暮らし。空き巣、ストーカーなど、犯罪の種類も多様なので十分に注意が必要です。日頃から簡単にできる一人暮しの防犯対策にはどのようなものがあるでしょうか？

部屋の中にいる時に、不審者に侵入されたら逃げ場はありません。
必ず鍵とドアチェーンはかけましょう。

一人暮らしをしていると、勧誘やセールスなど怪しい訪問は多いです。犯罪目的で押し入られる可能性もあります。
予定している来客以外は、出ないのがベスト。宅急便なら不在票を置いていきます。どうしても連絡をとりたい場合、電話など何らかの手段をとるはず。必ずドアスコープを確認し、どうしてもドアを開けなければならなくなっても 絶対にドアチェーンは外さないようにしましょう。

郵便物がたまっていると不在であることがすぐに分かってしまいます。小まめに整理を心がけましょう。(ポストには下の名前まで書かないことは基本中の基本です)
また、旅行や帰省などで長期間留守にする場合は郵便局に連絡し、配達を止めてもらう事も可能です。

毎日同じ時間に同じ道ばかり通っていると、待ち伏せされたり家まで尾行される可能性も。
またには違う道を通って、同じ行動パターンにならない様に気をつけて。

もし尾行されていた場合、明かりがついた事で部屋が特定されてしまいます。

一人暮らしの人は防犯の意味からも、普段は隣近所との付き合いは少ないものです。
いざというとき、隣近所の連携が取りにくいのが現状です。
そこで一人暮らしの人こそ、日ごろから防災意識が求められます。
実は家族住まいの人よりも、一人暮らしの人こそ防災の備えが必要です。

防災用品は揃えたいけど、金銭的に負担になるのも事実。かと言って準備しないわけにはいきません。
ダイソーなど大型100円ショップを覗いてみると、防災グッズというわけではないが、防災に意外に役立ちそうなグッズが見つかります。
100円ショップの商品に機能性、耐久性において完全を求めない、という前提の元、急場をしのぐアイテムとして探してみましょう。
100円ショップでもほどほどに揃う防災グッズを調べてみました。

携帯用ラジオ

AM用、FM用があります。とにかく小さくて軽い。かさばらないので持ち出し用袋に入れておくと意外と役に立つかも。電池も忘れずに！

スティックライト

コンサートなどで使う蛍光色のライト。手元を照らす程度だが、電気も電池も必要が無く、化学反応で発光するので火気厳禁の避難所で便利。

非常食

クラッカー、レトルト食品、缶詰など

作業用品

軍手、ロープ、ゴム手袋など

衛生用品

バンドエイド、包帯、マスク、ガーゼ、ウェットテッシュなど

衣料品

ビニールのレインコート、下着、靴下など
(古着は寄付などでまかなえますが、意外に困るのが下着。避難所ではなかなか洗濯もできないので、安くても使い捨て感覚で用意しておくと良いでしょう)

食器

紙コップ、紙皿、割り箸、プラスチックのフォーク、ナイフなど
(紙皿にサランラップを巻いて、食品を乗せ、食べ終わったらラップだけ捨てれば水も使わずに済み、再利用もできます)

楽天市場の100円ショップで探す>>

100円ショップアイテムは機能性、耐久性において防災にふさわしいかどうか疑問だという方には、キャンプグッズがおススメ。避難生活をおくるのも、野外で生活するのも、見方を変えれば、共通する要素は同じ。”現代社会の便利な恩恵が存在しない暮らし”ということです（キャンプは敢えてそんな生活を楽しむわけですが。）

雨風に強いアウトドアウェア

暖房の効かなくなった家や、避難所での暮らしで、寒さから身を守ってくれるでしょう。

山用の食品

食料も無く、ガスも使えない。そんな時に携帯コンロと最低限の水、山用のフリーズドライ食品でもあれば、体力も保てます。

ガスランタンやヘッドランプ

停電で真っ暗な家の中、ガスランタンやヘッドランプがあれば、　明かりが得られ精神的に安心します。

そう考えてみると、フツーのキャンプ用品を持っていれば、そのまま
防災用品の代わりになると思いませんか？むしろ、中途半端な防災グッズに比べたら、一つ一つ考えられて、高品質なアウトドア用品の方が、より使い易くて高機能なはず。
難しく考えなくても、一人で2泊3日位のキャンプにいくと思えば、取りあえずは防災セットの基本が出来上がるのです。家にあるものは何でも必要だという、重くて運べない、非現実的な避難袋（笑）だけは避けたいですね。

失敗しない！キャンプ入門 >>